一人暮らし、独身、会社員。そして30代。
このキーワードだけ並べると、世間からは「孤独」とか「寂しい」なんてレッテルを貼られがちです。 実際、「休みの日は何してるの?」「寂しくない?」なんて、悪気のない心配をされることもしばしば。
でも、声を大にして言わせてください。 今の私、このおひとりさま時間を最高に楽しんでいます。
もちろん、最初からそうだったわけじゃありません。 責任ある仕事を任され始めた30代の入り口は、ただただ必死でした。 平日は残業でボロボロ、休日は泥のように眠るだけ。趣味もなく、日曜の夕方に「あぁ、また月曜日か……」とため息をつく。そんな色のない毎日を送っていた時期もありました。
そんな乾いた日常を変えてくれたのが、“ソロ活”です。 「誰かが誘ってくれるのを待つのは、もうおしまい」。 自分の機嫌は自分で取る。そう決めて一歩外に出たとき、景色がガラッと変わったんです。
私の旅の相棒は、お気に入りの「ぬいぐるみ」。 カフェの片隅や旅先の絶景で、そっとその子を撮影する。 周りから見れば一人かもしれませんが、レンズ越しに見る世界は温かくて、寂しさなんて入る隙もありません。あとでスマホを見返す時間も含めて、愛おしい思い出です。
あんなに憂鬱だった平日も、今では「次はどこに行こう?」と考えるだけでワクワクする時間に変わりました。 誰かと過ごす時間も素敵ですが、誰にも気を使わず、自分の「好き」に100%浸れる時間は、何にも代えがたい大人の贅沢です。
この本には、私が実践して心が救われたソロ活のアイデアを詰め込みました。 「一人が不安」という方にも、「もっと自由になりたい」という方にも。 明日を生きるエネルギーになるようなヒントになれば嬉しいです。
